top of page

​PT​✩やすえの部屋

PTですけども、、ちょっと

お口の話😊

2022.02.17

今はマスクで見えなくなっている口。

その口は本来、食事するためのもの。

ですが、近年、口呼吸でいる時間が長くなっています。

(呼吸は鼻ですね◎)

口呼吸でいるときの特徴としては"口ポカン"が代表的です。

口がポカンと開いていると

​口の周りの筋肉

(絵1)

​舌

の動きが乏しくなったり、力が弱くなったりします。

つまり、しっかりと閉じれる口であれば

◎食べ物をもぐもぐ噛めたり飲み込めたり

◎言葉が出しやすくなったり

そんなことにもつながります。

(免疫力も関わっていると言われていますよ!!)


どんな状態が閉じれる口?

​唇が閉じている

​上下の歯の間は隙間がある(噛み締めない)

​舌は上の前歯の歯茎のところについている(絵1)

閉じれる口になる遊び

(絵2)

​ブクブクうがい

​あいうべ(絵2)

​風車やろうそくなどをふーーっと吹く

​もちろん!

食事中に口を閉じてたくさん噛んだり、
普段の姿勢や全身のあそびも閉じれる口につながっています◎

​姿勢が悪い!~重心の話◎

2022.03.11

立っている時、

座っている時、

皆さまやお子さまの重心はどこにありますか?

​別の聞き方をしますね。

立った時、

​つま先と踵、どちらに多く体重が乗っていますか?

右と左、どちらに多く体重がのっていますか?

たとえば、

踵にたくさん体重がのったままだと、カラダが後ろに倒れるようになります。

立ったばかりの赤ちゃんがまだバランスを取れない頃、よく後ろにトシンとおしりを突きますよね。

あんな感じです。

本来であれば、そのあとつま先重心も経験していくんですが...

​その際のつま先を使う経験が少ないと、踵重心のまま経過することがあります。

そして、先ほども言いましたが、

踵重心だと後ろに転んじゃうので、

そうならないために、股関節をわずかに曲げたり、背中を丸めたり、
​頭を前に出して、バランスを取ります。

​(猫背をイメージするとわかりやすいかもしれません)

"姿勢が悪い"とき
"踵にばかり体重がのっている"とき、

もちろん、背中を伸ばすあそびも良いですが、

つま先を使うあそびも良いですよ◎

せのび

つま先ジャンプ

タオルギャザー(あしゆびでタオルを手繰り寄せる)

あしゆびジャンケン

など、

反対に

"つま先ばかりにのっている"とき

しゃがむ

足指ジャンケン

など、やってみましょう◎

とにもかくにも

五本指ソックスがおすすめです◎

あとは靴の選び方も要チェックですね◎

いい子、悪い子

2022.04.14

アンパンマンがバイキンマンに言わないセリフをご存じですか?
 

PTですが...
​普段、親子コミュニケーションもお伝えしているので、今日はコミュニケーションのお話◎

さて、冒頭の、
 

アンパンマンがバイキンマンに言わないセリフ
 

...それは、
 

「バイキンマン!お前は悪い奴だな」
 

って言わないんです。
 

じゃあ、なんて言うのか、というと、

「バイキンマン!悪いことして!」
 

なんです。
 

似ているようで全然違う、この二つ◎
 

前者は、"人"を悪いとしていることに対し、
 

後者は、"したこと"を悪いとしているんです。
 

お子さまが、たとえば、誰かが嫌な気持ちになるようなことをしたとして、
 

それは、その子が"悪い子"なわけではなく、
 

"悪いことをした"だけなんですね。
 

また、これは"いい"場合にも使われます◎
 

"いい子"なのではなく、
​"いいことをした"だけ。

 

さらに、
​いいも、悪いも、どちらも...
大人がしてほしいことを前提に発していないか、は
​考えていく必要があるかな、と感じます◎

 

たとえば、大人が片づけてほしいから、
​「片付けていい子だね!」って伝えるとかですかね◎

 

"人"と"こと"...
細かい言い回しに注意を払うと、
子どもの自己肯定感が激下がりすることはありませんし、
褒められ依存にもならないと言われています◎

【やってみたい!】を【やってみる】【やれる!】につなげる

2022.02.07

療育中のお話です◎

跳び箱にのぼる、ブランコにあがる
​そんな時...

のぼらせて、あがらせて  と言わんばかりに
​職員の手をとり、両手を広げて待つ姿を見ることがあります。
(抱っこー!って言ってる姿を想像してください◎)

できないな、と思うことを頼れる、というのは
​生きていく上で大切なことですよね◎

ただ、
【やってみたい!】とお子さんの中に生まれた感情を
【やってみる!】【やれた!!】につなげたいなと思い、日々関わっています。

上の二つの動作では、
​【やってみる!】となったら対象(跳び箱やブランコ)に手が伸びます。

両手を広げて跳び箱にのぼったり、ブランコにあがったり
​本来はしないので、

抱っこで乗せることは
【やってみる!】に繋がりにくい援助になります。

【やってみたい!】
=あがりたい、乗りたい


から

【やってみる!】
​=スタート(対象に向かう、さわる、握る)をセッティング!

その上で出来ない部分をサポートする。

そうすると、
​【やれた!】に繋がっていきます!!

終わってから、できたことよりも、
​チャレンジした姿によくやったねー!!と褒めています😊

*あそびと日常生活を結びつける*

2022.01.06

こんにちは!

今回は 【マット運動で育まれるもの、その4】 

​触覚

五感のひとつである触覚は、安心のカナメ◎

触れることで安心する反面、、嫌なものからは離れようとする側面もあります。

そういう触覚と もう一つ、触ったものが何か識別する触覚とがあります。

​人との距離感

​物の扱い方

に現れる触覚。

触れる、ことに対して心と体がどう反応するか。

多様な動き、人との関わりの中で生まれる変化すべてを大切に遊んでいきます。

*あそびと日常生活を結びつける*

2021.12.16

こんにちは!

今回は 【マット運動で育まれるもの、その3】 

​固有感覚

こゆうかんかく…ってなんぞや、というと、簡単に言えば筋肉の張りを調整してくれる感覚です◎

この感覚があるおかげで、力加減を調整したり、カラダを微調整できます。

例えば、     軽い荷物と重い荷物…

それぞれ持つときに適当な力加減を私たちは出すことが出来ます。

重い荷物であれば、どう持つと楽かな…と関節の位置を調整したりもしますね!

そんな筋肉を使うときの、アクセル・ブレーキみたいなものが固有感覚です。

固有感覚が

細かい動作もさくさく!

文字もうまく書ける

人にも物にも力加減が絶妙になる

物にぶつかったりしない(距離感を掴める)

転びにくい

ピッと座ってピッと立てる

​前回の、平衡感覚と連動していることがわかりますね。

固有感覚を育むには粗大運動(大きな動き)がおススメ!

​相撲ごっこ(押し合いっこ)をしたり、ぶら下がったり、何かにのぼったり…

小さなお子様ですと、パパママ上りが、触覚遊びにもなってオススメです◎

では、続きはその触覚について◎

*あそびと日常生活を結びつける*

2021.12.09

こんにちは!

今回は 【マット運動で育まれるもの、その2】 です!

​平衡感覚

"平衡感覚"と聞いてどんな感覚をイメージしますか?

やじろべえ…を想像する方もいるのではないでしょうか。

まさに、その、"バランスをとる"ための感覚が平衡感覚!

どんな風に平衡感覚が働くかと言うと、耳の中にセンサーがあり、そのセンサーが
重力や揺れ、回転などを感じ取ってくれます。

 

それをもとに、カラダが反応するのですが、反応するのに必要なのが、前回の【筋力】や
​次回お伝えする【固有感覚】です◎

​そして平衡感覚は目の動きも支えています◎
いろんな感覚もカラダの力も繋がっているんですね!

ゴロゴロするのも、自分のカラダの回転を知る
​ひとつのあそびですね!


そうは言っても、日常生活で"やじろべえ"で過ごすことなんてないんだから、
​育まれなくてもいいんじゃない?

と思われるかもしれませんが、

平衡感覚は日常生活でとっても役に立っています!!

​揺れた車の中/授業中…

そのときに姿勢を保つ、もしくは保ちながら本を読む、板書をする…

​集中する…

など、

座っていても立っていても、(もちろん、やじろべえのような姿勢でも!)
​その中で何かするなど、

​さまざまな姿勢や動作の中で姿勢を保つのに平衡感覚は役立っています◎

では続きは次回!!
 

*あそびと日常生活を結びつける*

2021.11.29

こんにちは!

​前回、マット運動で育まれるものを書きました!

ひとつひとつ見ていきましょう!

​全身の筋力/柔軟性

特にマット運動では、両手で体を支えます。筋力がアンバランスだと、弱い方に曲がったりします。

さらに、体幹の力と柔軟性があることで、体がフラフラせずに回ることができます。

両腕の左右均等の筋力と体幹の力、柔軟性が育まれるというわけです。

では!続きは次回!!

*あそびと日常生活を結びつける*

2021.11.18

こんにちは!

11月カラフル月曜日はマット運動をしています!!

両腕で全身を支えてグルンと回る!

そんな、マット運動で育まれるのはこちら!

全身の筋力/柔軟性

平衡感覚

固有感覚

触覚

漢字ばっかり並んでいますが…

それぞれが日常生活でどんな役割を果たしているか?!

続きは次回!!

*「できた!」「楽しい!」と一緒にある、カラダをコントロールする力*

2021.11.11

​こんにちは!

​カラダと運動はお任せ!PTやすえです◎

カラダをコントロールする

シリーズ最後ですっ!

おうちでできるあそびをどどん!とお届けします。

ポイントは  "大人が全力で楽しむ" "子どもの楽しい・ちょうどいいを見る"​です!

大人がやらせようとしている時(私がよくやりがちですが‥笑)や、
​お子さまからしたら簡単すぎる、もしくは難しすぎる時は、のらないかもしれません。

◎親子あそび 1

​自分のカラダを知る・・触覚あそび

・おしあてあそび

・自分のカラダを触る

・目を閉じてカラダを触るあそび

◎親子あそび 2

​見る力を育む・・視覚あそび

・目を動かす

◎親子あそび 3

全身の動き、筋肉を育む

・クマ歩き

・線上歩行

◎親子あそび 4

人や物との距離感を育む

・ボールパス

まだまだたくさんありますね!!

「どうやってやればいいのかなー?」 などなど、

「こんなあそびしてみました!」

いつでもご感想お待ちしております◎

*「できた!」「楽しい!」と一緒にある、カラダをコントロールする力*

​カラダと運動はお任せ!PTやすえです◎

​こんにちは!

カラダをコントロールする​①

​では、

前回の

​何もしていなくても、私たちのカラダはバンバン働いています◎

と書きました◎

​その感覚や筋力を楽しく遊んで育みましょう

では、あすなろカラフルで行った

​ラダートレーニング

​ケンケンパッ

には、どんな要素があるでしょうか?

ラダートレーニングもケンケンパッも
​枠があり、それに合わせて足を動かします。

 

​まず、枠を"見る"という認識

→見る、は五感のひとつですね!視覚は好奇心にも繋がりますよ。

(写真のお子さまは、この時点で次の"パッ"を視覚的に捉えています!)

​カラダをどう動かすか...無意識の感覚

→カラダを保つ感覚、その枠に足を入れるために、どのタイミングでどのくらい足を開くか...など。足の裏からの感覚も超大事!!

筋肉、関節を動かす

→うまく枠にはまらなくても、トライアンドエラーで調整します

プラス!!

あすなろカラフルでは、初めに職員が見本を見せますし、お友達もいます。

なので

◎見本やお友達がしているのを見る、聴く

◎見本を理解する

という要素も含まれています♪

◎順番を守る、待つ

さらに!やりながら数を数えたり、色を指定したりすると、"リズム感"や"数" "色"も自然とインプットされますね♪

感覚は、ひとりひとり違います♪

強い刺激で反応することもあれば、弱い刺激で反応することもあります。

ひとりひとりのその日の「できた!」「楽しい!」を一緒に作っていきますね。

次回は...

"カラダをコントロールするおうちでできるあそび"をお届けします!

お楽しみに◎

2021.11.01

カラダをコントロールする​①

~「できた!」「楽しい!」と一緒にある生きる力~

​こんにちは!

​カラダと運動はお任せ!PTやすえです◎

10月3週目、あすなろカラフルでは
ラダートレーニングと

ケンケンパッの活動をしました!

​さて、いきなりですが...

​わたしたちのカラダは普段、ただ座っているだけでも、ただ立っているだけでも、バンバンに働いています◎

では皆さん◎
​下の
①②を読んだら目を閉じますよ。

右手を適当に動かして
そして、それを左手で真似してみてください

どうですか? 
だいたい、同じ位置に手がきたかと思います。

え?当たり前じゃん!
​と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

これには

自分のカラダの位置を知る感覚
それを動かす柔軟性や筋力

​が連動しています。

そしてこの感覚や筋力が
◎座っている
◎立っている

​など、全ての日常生活につながっています。


 

「きちんと座って!」を言う前に、そんな感覚や筋力を楽しく育むあそびがあります◎

どんな遊びがある?
​続きはまた次回、お楽しみに◎

2021.10.25

bottom of page